ARHRC(AR Hacking Radio Center) - kengoshimiz

AR Hacking Radio Center (ARHRC）は、商業施設などの建物内でフロアやエリアごとに、AR技術を用いてオーディオ情報を提供するプロジェクトです。 本来、その場で鳴らされている館内放送などのオーディオ情報をあたかも“ハッキング” して、別の音声や音楽などのオーディオ情報を提供することが可能になります。 音を“ハッキング” するためにはオーディオ体験にノイズキャンセリングイヤホンを用います。 それにより、実際に鳴らされている館内放送などのオーディオ情報は限りなく消されるので、ARHRCから提供されるオーディオ情報の「音の上書き゠ハッキング」による新しいオーディオ体験が可能になります。 ARHRCの最初の放送は、“Skew Kankyo Trip” と題された11曲のオリジナル楽曲です。 これらは、渋谷パルコの地下1階から、屋上階までの11フロアーのために作曲され、それぞれのフロアーをイメージしています。 作曲者はH.Takahashiとkengoshimizの2名。 H.Takahashiは音楽家/建築家であり、Kankyo Recordsのオーナーです。kengoshimizは本プロジェクト企画者であり、日本の伝統音楽の研究を行う音楽家でもあります。